2日の香港株式市場で、中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数が13営業日続伸。国慶節(建国記念日)休場明けも、中国当局が打ち出した刺激策を材料視する株高が続いている。
H株指数は一時8.4%高と、ほぼ2年ぶりの上昇率。13日続伸は2018年1月以来の長期上昇局面となる。中国の不動産開発銘柄の上げが目立ち、同セクターの指数は31%高となる場面もあった。
香港株のハンセン指数は一時7%上昇。一方、国慶節連休に入っている中国本土市場は8日から取引を再開する。
中国当局が先週、金利や預金準備率の引き下げ、株式向け流動性支援など幅広い刺激策を打ち出したことを受け、中国の景気やリスク資産を巡り楽観的な見方が広がった。主要4都市では住宅購入規制が緩和され、中国人民銀行(中央銀行)は住宅ローン金利の引き下げに動いた。
グローバルXマネジメントの投資ストラテジスト、ビリー・レオン氏は今回の株高について、「これまでエクスポージャー不足だったヘッジファンドやミューチュアルファンドが中国資産に向かいつつある中、投資家のポジションにおける根本的な変化を反映している」と指摘した。
3年にわたり下落傾向にあった中国株のバリュエーションは魅力的な水準にあり、投資家を引き付けるのに一役買っている。
ヘッジファンド
また、ヘッジファンドも記録的なペースで中国株に資金を投じており、投資家の関心が急速に高まっていることを示唆している。
米国を拠点とするマウント・ルーカス・マネジメントは中国上場投資信託(ETF)で強気のポジションを取る一方、シンガポールのGAOキャピタルや韓国のタイムフォリオ・アセット・マネジメントは中国の大型株を購入している。
USタイガー・セキュリティーズの株式調査アナリスト、ポー・ペイ氏は「私はなお強気だ。その後の政策が期待を上回れば、強気相場は3カ月から半年続く可能性があると思う」と分析。「こうした急騰の中では調整も珍しいことではない。重要なのは、調整後も上昇を続けられるかどうかだ。個人的にはかなり自信を持っている」と述べた。
原題:
Chinese Stocks Soar More Than 8% in Hong Kong on Stimulus Bets(抜粋)





