【日本市況】株が連日最高値、米利下げ期待でリスク選好-中期債下落
記事を要約すると以下のとおり。
13日の日本市場では株式相場が続伸し、主要指数は終値での最高値を連日で更新した。 米国の7月の米大幅利下げ観測に勢い、CPI統計がハト派の見方支える フィリップ証券の笹木和弘リサーチ部長は、日本の株式が出遅れていたことにグローバル投資家が気づき始め、ポートフォリオの再配分の一環として資金を投入していると指摘した。人工知能(AI)ブームで半導体やAIサーバー関連銘柄への資金流入が特に目立つと述べた。 いちよしアセットマネジメントの秋野充成社長は、各国の対米輸出企業が関税分を負担して価格転嫁していないため、顕著なインフレは起きていないとし、こうしたシナリオが崩れなければ米株高が続き、グローバル分散投資の観点から日本株にも資金が向かうとの見方を示した。 為替 東京外国為替市場で円相場は1ドル=147円台後半で推移。関連記事:米CPI、サービスのけん引でコア指数が加速-財は緩やかな上昇 SBIリクイディティ・マーケットの上田真理人金融市場調査部長は、「ドルを積極的に売る材料はなく、ドル・円は結局レンジを抜け切れていないと言う。」5年債入札の弱めの結果が売りにつながった。関連記事:5年国債入札、応札倍率は2020年以来の低水準-「弱めの結果だったと評価。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】株が連日最高値、米利下げ期待でリスク選好-中期債下落