11日の欧州債券市場は、根強い財政懸念でドイツ長期金利が上昇し、イールドカーブがベア・スティープ化した。ドイツ30年債は、週間の利回り上昇幅としては、4カ月ぶりの大きさとなった。
ドイツ30年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して3.22%に達した。週間では14bpの上昇となった。2011年以来の高水準に迫りつつある。
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事が「次の利下げのためには、インフレ率が大きく下振れる必要がある」と発言したことを受け、市場では利下げ観測が後退した。スワップ市場では、年内の追加利下げ幅の織り込みは19bpとなり、前日の21bp、1週間前の27bpから縮小した。
英国債もベア・スティープ化の動きとなり、5月の英国内総生産(GDP)縮小を受けて寄り付きに上昇した分を打ち消した。
米国のトランプ大統領が通商を巡り、大多数の国に対して15-20%の一律関税を課すと発言したことを受け、欧州株は下落した。
ストックス欧州600指数は1%安と、3カ月ぶりの大幅下落で取引を終えた。業種別では、ヘルスケアおよび消費関連サービス・製品セクターが最も下落し、
ケリングや
モンクレールなど関税の影響を受けやすい高級ブランド株も値を下げた。
7月11日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
株
終値
前営業日比
変化率
ストックス欧州株600
547.34
-5.59
-1.01%
英FT100
8,941.12
-34.54
-0.38%
独DAX
24,255.31
-201.50
-0.82%
仏CAC40
7,829.29
-72.96
-0.92%
債券
直近利回り
前営業日比
独国債2年物
1.90%
+0.01
独国債10年物
2.73%
+0.02
英国債10年物
4.62%
+0.03
原題:German 30Y Yield Set to Close at 14-Year High: End-of-Day Curves、
European Stocks Decline on Renewed Threat from Trump’s Tariffs(抜粋)
これはブルームバーグ・オートメーションを利用して作成した記事です。
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