【米国市況】円上昇、日銀利上げ観測で一時154円67銭-国債・株は下落
記事を要約すると以下のとおり。
1日の外国為替市場では円が主要通貨に対して上昇。18、19日に開催予定の金融政策決定会合に向けて、企業の賃上げ姿勢に関して精力的に情報収集していると説明。 ただし、今年後半に円と日米金利差との連動性が崩れてきている点にもゴールドマンは言及した。 ラッセル・インベストメンツのグローバル通貨責任者バン・ルー氏は「日本の機関投資家の間では、円のトレンドは実際には弱含みだという見方が今は根強い」と指摘。関連記事:円急騰リスクでヘッジ需要拡大、キャリー巻き戻し再来も-ラッセル国債 米国債は下落(利回りは上昇)メルクなどの社債発行が急増したことが相場を圧迫した。 ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジャック・マッキンタイア氏は、インフレ率が連邦準備制度理事会(FRB)のエコノミストは、FRBが来週利下げに踏み切るとの予想に転じた。10月時点では据え置きを見込んでいた。暗号資産(仮想通貨)の売りが広がる中、リスクの高い資産が敬遠された。小型株で構成するラッセル2000指数は1.2%安。原油の上昇を追い風に、エネルギー株も高い。年初来の下落率は9%余りに達した。 来週のFOMC会合では雇用市場が議論の中心になるとみられている。 この日発表された11月のADP民間雇用者数や12月の米ISM製造業総合景況指数は、4カ月ぶりの大幅な縮小となった。関連記事:米ISM製造業景況指数、4カ月ぶりの大幅縮小-新規受注が落ち込む(2) フォレックス・ドット・コムのファワド・ラザクザダ氏は、雇用統計などの重要指標が来週のFOMC会合までに発表されない点を挙げ、「利下げ観測に関する限り、週内に市場を大きく驚かせるような材料が出る可能性は著しく低いと述べた。」さらに、足元の米経済のソフトパッチ(軟調局面)は一時的なものにとどまる可能性が最も高いと話した。原油 ニューヨーク原油先物相場は反発。 パイプラインに対する攻撃は、世界の石油市場が大幅な供給過剰局面に突入すると予想されるタイミングで発生した。 アルゴリズム運用のトレーダーが極端に弱気に傾いているため、市場は強材料が出た際に価格が跳ね上がりやすい状況にある。CNNによると、トランプ米大統領はベネズエラに関する今後の対応について、封鎖されていると航空会社は見なすべきだと述べた。 一方、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは、2026年1-3月(第1四半期)の増産一時停止計画を改めて確認した。ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.3%高の63.17ドル。 金、銀ともに足元ではFRBが今月の会合で利下げを決めるとの観測が追い風となっている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は19.90ドル(0.5%)上げて4274.80ドルで引けた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】円上昇、日銀利上げ観測で一時154円67銭-国債・株は下落





