トランプ氏、ロシアに10日以内の合意迫る－ウクライナ停戦へ圧力

トランプ米大統領は29日、ロシアに対してウクライナと10日以内に停戦で合意するよう求め、応じなければ経済制裁を科す方針を示した。
　「関税などの措置を講じるつもりだ。」
これまでは50日としていたが、10－12日に前倒しすると述べていた。
　　　追加の対ロ制裁が原油市場に与える影響について懸念はないかと問われると、「全く心配していない。」
　トランプ氏はプーチン氏に対する追加関税をあらためて警告したのを受け、原油価格は続伸し1バレル＝69ドルを上回った。
二次制裁は、主要貿易相手国を制裁する可能性がある。
　ロシアとウクライナの戦争を早期に終結させると公約して大統領に再選されたトランプ氏は、戦闘停止に応じないプーチン氏に対し、不満を強めている。