ソフトバンクグループのビジョン・ファンドなどが出資する英フィンテック企業レボリュートがここ数週間で、投資家から自社株の公開買付を開始したことが、ブルームバーグが入手した文書などからわかった。レボリュートは株主リストを厳格に管理しつつ、非公開企業として長く存続するための一連の取引を密かに進めている。
匿名を希望する関係者によると、レボリュートは最終的に最大10%の自社株買い戻すため、初期投資家を優先し、買い付けを進めている。
ニコライ・ストロンスキー最高経営責任者
Source: EPA レボリュートは1日、一部従業員の持ち株を20%を上限に二次売却する手続きを開始している。また、グリーンオークス・キャピタルなどの企業と、新規資金調達について協議中だ。
関係者によると、各取引で同社の評価額は異なる。例えば、二次売却では従業員は1株当たり1381.06ドルを得られ、レボリュートの評価額は750億ドル(約11兆1200億円)となる。一方、自社株買いでは、ブルームバーグが入手した文書によると、レボリュートは投資家に昨年支援者から得た評価額450億ドル、1株当たり865.42ドルでの現金化機会を提供している。
こうした一連の取引は、世界的に新規株式公開(IPO)市場の低迷が続く中、ベンチャーキャピタル支援の後期段階企業が株主を満足させ、優秀な人材を維持するための苦労を示唆している。
レボリュートととグリーンオークスの広報はコメントを控えた。
原題:
Revolut Debuts Buyback in Latest Move to Stay Private for Longer(抜粋)






