中国家電大手の
美的集団が17日、香港に上場した。一時は60香港ドルと、公募価格を9.5%上回った。香港では約3年ぶりの規模を誇る大型上場となり、投資家の強い需要が示され、低調な市場の好転期待を高めている。
公募価格は1株54.80香港ドルと、仮条件レンジの上限に設定され、美的は40億ドル(約5600億円)を調達。中国のテクノロジー大手、快手が2021年前半に62億ドル規模の香港上場を果たしており、40億ドルを調達する美的の上場はそれ以来の規模となる。
中国経済の苦境を背景に、香港の新規株式公開(IPO)はここ数年低迷しており、市場は美的の上場に期待を寄せていた。
Hong Kong IPOs Perk Back Up But Remain Below Bumper Levels
Source: Bloomberg
Note: 2024 figure as of Sept. 16
今回の上場は美的にとって良いタイミングかもしれない。シティグループのアナリストは「収益面の視界が良好」だとして、下期の中国一般消費財業界で家電が最も選好されるセクターだと分析した。
中国政府が引き続き家電などの「下取り」政策を進め、消費者や企業による既存の家電や設備の買い替えを促しており、下期の売上高の伸びは加速する可能性がある。シティのアナリストは別のリポートで、「下取り政策が10月までに中国の全省に広がるとわれわれは見込んでいる」と説明した。
原題:
Midea’s Shares Jump 9.5% on HK Debut After Raising $4 Billion(抜粋)





