13日の債券相場は下落が予想される。日本国債先物夜間取引が下落した流れを引き継ぐ。この日行われる5年利付国債入札は波乱なく消化されるとの見方が出ている。
米消費者物価指数(CPI)がほぼ予想通りの結果だったことを受けて、米金利先物市場が織り込む9月の米利下げ確率は95%前後に上昇した。米2年国債利回りは4bp低い3.73%に低下。逆に30年国債利回りは3bp高い4.88%に上昇した。
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三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、先物夜間取引は米30年債利回りの上昇につられて下落しており、日本国債は売りが先行すると予想する。ただ、5年債入札は「現金つぶしの需要もあり無難にこなせる」とみており、入札後は下値を固める展開を見込んでいる。
稲留氏は、新発10年物国債の379回債が前日、金融機関同士の売買を仲介する日本相互証券で1日を通して取引が成立しなかったことについては「夏枯れで仕方ない面はあるが、市場機能の改善が道半ばであることを示している」と言う。
同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.49-1.51%(12日は取引不成立、8日は1.485%で終了)、先物中心限月9月物は138円35銭-138円65銭(同138円56銭)。
先物夜間取引で9月物は12日の日中取引終値比18銭安の138円38銭で終えた。12日の米10年国債利回りは前日比ほぼ横ばいの4.29%で引けた。
5年国債入札
発行予定額は2兆4000億円程度
SMBC日興証券の望月里彩ジュニアアナリスト
当面の国内金利は上下に振れるリスクがあるが、やや金利低下リスクが大きく、無難通過を予想する
日米関税合意によって日銀の早期利上げの可能性が高まった後、米国の景気悪化懸念によって利上げ織り込みは大きく低下
米国の弱い経済データが出れば米金利に連れて国内金利にも低下圧力がかかるだろう
5年利付国債の過去の入札結果(表)
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