市場の不安定な変動、あらゆる投資家が損失の可能性-ゴールドマン
記事を要約すると以下のとおり。
過去2週間の株式市場の急回復は、ベアマーケット(弱気相場)の反発の典型的なパターンであり、不安定な変動は、市場が突然どちらの方向に動いても、ほぼ全ての投資家が損失を被る可能性が高い。投資家には強気派・弱気派を問わず、長期的なニュースや推測によって、価格が上下している。ただ、現在の株価評価水準では、投資は非常に困難になる。市場参加者は、複雑なマクロ経済環境下でわなに陥らず、機会を捉えたいと考えている。そのパフォーマンスを十分に享受できるだけのエクスポージャーを持っていなかったが、現在は上昇相場に乗らざるを得なくなっている。1980年以降、世界の株式市場が経験したベアマーケット・ラリー(弱気相場での株価上昇)は、平均で44日間続き、14%の上昇を記録した。政策や合意が次々に市場を動かすことになるとの見通しを示した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 市場の不安定な変動、あらゆる投資家が損失の可能性-ゴールドマン