23日の東京株式相場は下落する見込み。前日の米国株がハイテク株を中心に下げたことが投資家心理の重しになる。トランプ米政権が重要ソフトウエアの幅広い分野を対象に、中国への輸出を制限する措置を検討しているとの報道を受け、米中対立への懸念もやや高まる。
米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下げ幅が大きく、国内でも半導体関連や人工知能(AI)関連の一角で売りが先行しそう。片山さつき財務相が経済対策に向けた補正予算について「目的を達するために十分な規模が必要」と述べ、財政拡張の下で日本銀行の早期利上げは難しいとの観測から銀行株も弱含む可能性がある。
米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の清算値は4万8820円と、大阪取引所の通常取引終値(4万9310円)に比べ490円安
米国株は下落-米10年債利回りは3.95%と1ベーシスポイント低下
野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジスト
米国株は高値圏だったことや他に材料がなかったこともあり、米中摩擦のニュースにやや大きめに反応した
きょうの日本株は下げて始まり、その後マイナス幅を縮小していく展開を予想
安くなれば拾いたいという投資家の動きは活発だろう
企業業績はもともと回復期待があった来期だけでなく、為替の円安を受けて今期の目線も引き上がりつつある
自動車や機械、建設などは業績の上方修正期待が高い
政治では財務相や経済産業相、外相など市場が重視するポストを中心に、期待感を持たせる顔ぶれになったことも相場の支えになりそう
背景
トランプ政権、重要ソフトウエアの対中輸出制限を検討-当局者
米政府閉鎖が22日目に突入、歴代2番目の長さ-再開の見通し立たず
トランプ氏に屈せず、FRB議長候補ウォラー氏は独自判断で利下げ主張
テスラ、7-9月期利益は市場予想下回る-過去最高の販売台数でも
けさのドル・円相場は1ドル=151円台後半で推移、前日の日本株終値時点は151円80銭
【要人発言】今がその時だと感じた-最新の対ロシア制裁でトランプ氏
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