韓国株式市場の時価総額が2兆ドル(約289兆円)の大台を3年ぶりに回復した。企業改革への期待や人工知能(AI)向け半導体関連株の活況を背景に強気相場が続いている。
韓国総合株価指数(KOSPI)は2週間前に
強気相場入りし、年初来上昇率は23%とアジアの主要株価指数の中では最も優れたパフォーマンスとなっている。2021年に記録した過去最高値まであと約10%と迫っている。
今月大統領に就任した李在明氏が企業価値の向上に取り組むとの期待に加え、AIをテーマにした投資の復活が
サムスン電子や
SKハイニックスといった半導体大手の株価を押し上げている。
ロンバード・オディエ・シンガポールのシニアマクロストラテジスト、ホーミン・リー氏は「韓国の株式市場は、長期にわたるアンダーパフォームから脱する時の特徴を全て示している」と語る。
その上で「原油価格の変動に対する高い感応度や短期筋による利益確定売りの可能性により市場は目先、調整に入る可能性があるが、大きな下げ局面は買いのチャンスと捉えるべきだ」と指摘した。
原題:
South Korea’s Equity Rally Boosts Market Value Above $2 Trillion(抜粋)




