スロベニア中央銀行のドレンツ暫定総裁は、欧州中央銀行(ECB)は、おそらく利下げ局面を終えたとの見解を示した。地元紙デーロに1日掲載のインタビューで語った。
議決権は持たないが、ECBの政策委員会会合に出席しているドレンツ氏は、7月に開かれた前回の政策委員会会合で、金融緩和の「サイクルは終了し、しばらく様子を見ることができる」との認識が大勢を占めていたと述べた。
同氏は「7月から今日に至るまで、この見方を変えるような新たな状況は起きておらず、インフレ目標の達成が見込める以上、現在の金利水準を維持できる」と語った。
ECBは、約1年にわたる金融緩和を経て、7月の会合では政策金利を据え置いた。11日の理事会でも、同様の判断が下されるとの見方が広がっている。インフレ率が目標の2%前後に収まり、経済も底堅さを見せる中、投資家は年内の追加利下げを、もはや完全には織り込んでいない。
域内からの大半の輸出品に対し、15%の関税が適用されることを決めた欧州連合(EU)と米国の合意を受け、この見方はさらに強まった。
ドレンツ氏は、不確実性が最大の問題だったとし、「合意により、この不確実性が取り除かれた。非常に重要なことだ」と語った。同氏は、関税率は6月時点の予測をやや上回るが、「これによって私たちの見通しが大きく変わることはない」とも述べた。
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原題:
ECB’s Easing Cycle Is Most Probably Over, Dolenc Tells Delo(抜粋)






