ＦＯＭＣ声明：米国債のランオフペースを減速、ウォラー理事が反対

米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）が19日に発表した声明は以下の通り。
　委員会はより長期にわたって最大限の雇用と2％のインフレを達成することを目指す。
　これらの目標達成を支えるため、委員会はフェデラルファンド（ＦＦ）金利誘導目標のレンジを4.25－4.5％で据え置くことを決めた。
委員会は最大限の雇用を支え、インフレ率を目標の2％に戻すことに強くコミットしている。
　金融政策スタンスを見極める上で、委員会は労働市場の状況、インフレ圧力やインフレ期待を示す各指標のほか、金融・国際情勢などを幅広く考慮して判断する。
　今回の金融政策措置に反対票を投じたのはウォラー理事で、フェデラルファンド金利の目標レンジ維持は支持したものの、証券保有高の減少ペースを現状のまま継続することを望んだ。