Ｇ20財務相・中銀総裁、共同声明を採択－貿易戦争の緊張下で合意形成

20カ国・地域（Ｇ20）財務相・中央銀行総裁会議は18日、共同声明を採択し、国際的な政策協力のコミットメントを表明した。
動画：南アのゴドングワーナ財務相は「このような時期に、全加盟国が債務救済、気候変動対策への資金拠出、税務面での協力、金融安定に関する文言に合意したことは、われわれが採用したアプローチの成功を物語っている」と述べた。
　Ｇ20による共同声明の採択は、今年初めてとなった。
「中央銀行の独立性」　　Ｇ20当局者はまた、連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長への支持を表明した。
「この目標を達成するには、中銀の独立性が不可欠だ」と続けた。
気候変動に関する表現は、これまでトランプ政権にとって争点となってきた。