米銀
JPモルガン・チェースは、年末までに機関投資家が保有する暗号資産(仮想通貨)のビットコインとイーサを融資担保として利用できるようにする計画だ。ウォール街では仮想通貨の浸透が一段と進んでいる。
事情に詳しい関係者によると、このプログラムは世界的に提供され、担保として差し入れられた仮想通貨の保管は第三者のカストディアン(保管機関)が担う。今回の計画は、JPモルガンが既に導入している暗号資産連動型ETF(上場投資信託)を担保として受け入れる仕組みを拡張したものだという。
JPモルガンの広報担当者はコメントを控えた。
この動きは、金融システムの中核部分に暗号資産が急速に組み込まれつつある実態を浮き彫りにしている。今年に入りビットコインが上昇し、トランプ米政権が規制の壁を緩和する中で、大手銀行はデジタル資産を融資システムに一段と深く取り入れ始めている。
非公開情報を話しているとして匿名を条件に語った同関係者によれば、JPモルガンは2022年にビットコイン担保融資の検討を開始したが、その後プロジェクトは棚上げされた。市場の拡大と規制緩和に伴い、ウォール街全体で暗号資産関連サービスに対する顧客需要が急増しているという。
欧州連合(EU)、シンガポール、アラブ首長国連邦(UAE)などでは既に関連する規制が施行されている。一方、米議会では仮想通貨市場の構造を規制する法案が審議中だ。市場は最近、大幅な売りに見舞われたものの、ビットコインは今月、12万6251ドルの過去最高値を記録した。
原題:
JPMorgan to Allow Bitcoin, Ether as Collateral in Crypto Push
(抜粋)
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