石油輸出国機構(OPEC)の産油量は先月増加したことが、ブルームバーグの調査で明らかになった。
調査によると、OPEC諸国の生産量は、ほぼ計画通り日量40万バレル増加し、1日当たり2855万バレルに達した。増加分の半分余りは主導国であるサウジアラビアが占めた。
OPECと非加盟産油国で構成するOPECプラスは、市場シェア回復に向け、ここ数カ月間に協調減産の巻き戻しを加速させている。国際エネルギー機関(IEA)によれば、追加供給は今のところ原油価格にわずかな下押し圧力しか及ぼしていないが、今後数カ月で大幅な供給過剰を招く恐れがある。
サウジは8月の生産量を日量23万バレル引き上げ、1日当たりの生産量は960万バレルとなった。これはOPEC加盟12カ国の中で最大の増加だったが、同国に認められている日量975万6000バレルには届かなかった。
OPECプラスは7日にビデオ会議を開き、世界市場の動向を見極め、現在2026年末まで供給停止となっている日量166万バレル分を見直す可能性がある。
ブルームバーグの生産調査は、船舶追跡データや当局者からの情報、およびラピダン・エナジー・グループ、FGE、クプラー、リスタッド・エナジーの推計に基づいている。
原題:
OPEC Oil Output Rose In August Amid Supply Revival, Survey Shows
(抜粋)






