PIMCO、アポロ退け290億ドル案件獲得-巨額AI資金調達の舞台裏
記事を要約すると以下のとおり。
モルガン・スタンレーは7月、世界有数の資産運用会社4社に対し、異例のメッセージを送った。 両チームによる争いは8月初めに決着し、モルガン・スタンレーはPIMCOとブルー・アウルを選んだと、ブルームバーグが報じた。モルガン・スタンレーが資産運用会社を招いたAIインフラ投資に関する夕食会から始まった交渉は、非常に複雑なものとなった。 昨年末にモルガン・スタンレーが開催した非公開の夕食会の場には、世界の大手プライベート資本企業の多くが招かれていた。メタが世界27カ所に展開するデータセンターの中でも最大となる最新プロジェクトへの出資を打診した。 交渉が本格化したのは4月。ブルームバーグの報道では、アポロが有力候補とされていたが、メタは、より有利な条件を求めて交渉を継続した。 これらの企業は全て、コメントを控えている。PIMCOとブルー・アウルは、より非公開性の高い条件を含んでおり、将来的に債権を販売できる対象の投資家に再販売しやすい構造となっている。 同案ではPIMCOがモルガン・スタンレーと協議を進めた。 一方、アポロとKKRは、自社の資本市場部門を活用し、資金全体を自前で調達・運用する意向だった。 合意に至った債券は期間24年で、そのうち最初の4年間は建設期間とされ、その後にリース支払いが開始される。今年は、アレスと共にクリアレイク・キャピタル・グループによるダン&ブラッドストリート・ホールディングスの買収を支援する50億ドルの債務パッケージを組成している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース PIMCO、アポロ退け290億ドル案件獲得-巨額AI資金調達の舞台裏