中国人民銀行(中央銀行)は27日、市中銀行の預金準備率を0.5ポイント引き下げた。低迷する経済と投資家心理の下支えを狙った今週先に発表された刺激策の一環だ。
人民銀は声明で、準備率引き下げは中国経済の安定成長に向け「良好な通貨・金融環境」の創出を目的としたものだと説明。別の声明によれば、人民銀は7日物リバースレポ金利も1.7%から1.5%に27日引き下げた。
潘功勝総裁(24日)
Photographer: Adek Berry/AFP/Getty Images 人民銀の潘功勝総裁は24日、北京でのテレビ中継された異例の記者会見で、一連の金融緩和策を発表。ここ数十年で中国が実施した政策の中でも特に大胆さが目立つ方針を打ち出した。
その前にはウォール街の多くの金融機関が、中国の年間成長率予測を政府目標(5%前後)を下回る水準に引き下げていた。
26日には中国共産党の習近平総書記(国家主席)を含む党中央政治局員24人から成る政治局が、財政・金融政策を強化し、年間成長率目標の「達成に努める」と表明。不動産セクターの落ち込みに歯止めをかける措置を講じるとも誓った。
政治局は「経済政策をしっかりと行うという責任感と危機感を真剣に高める必要がある」と指摘。人民銀は政治局の呼びかけに応え、追加の政策実施のため「直ちに全力を尽くす」との声明を数時間後に発表した。
関連記事
中国人民銀、広範な景気刺激策発表-不動産・株式市場をてこ入れへ
中国の景気刺激策、習政権の時間稼ぎに過ぎず-追加策に期待広がる
中国共産党指導部、住宅市場の安定化誓う-財政支援強化
原題:
China Cuts Key Rate, Frees Up Cash for Banks to Spur Growth (1) (抜粋)







