おすすめ記事

米雇用者数の伸び、9月は全予想上回る-失業率は4.1%に低下

記事を要約すると以下のとおり。

[MARKOVE row="3" delimiter="。" pre="" end = "
"]

9月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数の伸びは全ての市場予想を上回り、失業率は予想外に低下した。賃金の伸びは前年同月比で加速し、11月の大幅追加利下げの可能性が低下した。

キーポイント

非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比25万4000人増加
6カ月ぶりの大幅増
エコノミスト予想の中央値は15万人増
前月は15万9000人増(速報値14万2000人増)に上方修正

家計調査に基づく失業率は4.1%
市場予想は4.2%
前月は4.2%

平均時給は前年同月比で4%増(市場予想3.8%増)
8月は3.9%増
前月比0.4%増(市場予想0.3%増)8月は0.5%増

上段:非農業部門雇用者数、下段:失業率
出所:労働統計局  雇用者数は7、8両月で合計7万2000人の上方修正となった。

  今週発表された
求人件数は健全な労働者需要を示し、
失業保険統計はレイオフ件数が限定的であることを示唆した。これらの経済指標と合わせて考えると、今回の雇用統計は、労働市場が急速に冷え込んでいるとの懸念を和らげる可能性が高い。
  パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は先月末、全米企業エコノミスト協会(NABE)の
年次会合で、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で通常より大きい0.5ポイントの利下げに踏み切った一因は、労働市場を守るためだったと説明した。雇用市場のさらなる冷え込みを望まない米金融当局にとって、今回の雇用統計は歓迎すべき内容だ。
  金利スワップ市場ではFOMCが11月の会合で、9月会合のような大幅利下げを実施するとの見方が後退。織り込みが0.25ポイント未満になる場面もあった。

11月の米利下げ、50bpの織り込みゼロに-雇用統計受け米利回り急伸
  マクロポリシー・パースペクティブズのシニアエコノミスト、ローラ・ロスナーウォーバートン氏は、米金融当局は「この統計を受け、後手に回る可能性が低くなる」と指摘し、0.5ポイントの追加利下げの可能性は低下したと述べた。
  米金融当局は賃金の伸びも注視している。平均時給は前年同月比4%増と、過去4カ月で最大の伸びとなった。生産部門および非管理職の賃金の伸びは3.9%に鈍化した。

  雇用増をけん引したのは、娯楽・ホスピタリティーやヘルスケア、政府機関だった。民間部門の雇用の広がりを示す雇用ディフュージョン指数(DI)は1月以来の高水準となった。しかし、製造業は2カ月連続で雇用が減少した。
10月の統計
  10月の雇用統計には、ボーイング従業員3万3000人が加盟する労働組合による9月の
ストライキの影響が含まれる。港湾労働者の大規模なストは3日間で終了したため、直接的な影響はないとみられる。
  別の特殊要因はハリケーン「
ヘリーン」だ。米南東部の広範囲で甚大な被害を出し、一部では道路や電力の復旧に苦慮しており、事業回復には時間がかかりそうだ。
  ブルームバーグ・エコノミクス(BE)のアナ・ウォン氏らはリポートで、「経済のソフトランディングの見通しは明るくなったと考える。50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げがすでに労働市場を安定させたと結論付けるのは尚早だろう。それよりも可能性が高いのは、金融当局が11月に打ち出す次の手が25bp利下げになることだ」と指摘した。
  「U6」と呼ばれる不完全雇用率(フルタイムでの雇用を望みながらもパートタイムの職に就いている労働者や、仕事に就きたいとは考えているものの積極的に職探しをしていない人が含まれる)は7.7%に低下した。低下はほぼ1年ぶり。
  労働参加率は3カ月連続で62.7%となった。25-54歳の参加率は83.8%に低下した。

Michael McKee記者が雇用統計についてリポート
出所:ブルームバーグ
詳細

週平均労働時間は34.2時間に減少
経済的理由でパートタイムで働いている人の数は20万人余り減少今年最大の減少

黒人の失業率は6.1%から5.7%に低下、白人とヒスパニック系労働者も低下
失業から雇用に移行した人の数は2022年初頭以来の高水準
27週間以上の失業者数、22年初頭以来の高水準

  統計の詳細は表をご覧ください。
原題:
US Hiring Tops All Estimates, While Jobless Rate Falls to 4.1%(抜粋)
(第4、5段落に米金融当局の動きや金利スワップ市場の動きを追加して更新します)

[/MARKOVE]

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米雇用者数の伸び、9月は全予想上回る-失業率は4.1%に低下

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Xでフォローしよう

おすすめの記事