カーライル・グループ率いる投資家グループは、世界最大の水上飛行機運航会社
トランス・モルディビアン・エアウェイズ(TMA)の売却を再び検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。インド洋の島国、モルディブへの旅行が回復していることが背景にある。
情報の非公開を理由に匿名を条件に語った関係者によると、カーライルと共同出資者の
キング・ストリート・キャピタル・マネジメント、
デビッドソン・ケンプナー・キャピタル・マネジメントは、TMA売却の可能性を巡り財務アドバイザーを起用。
投資家グループは、TMAの同業他社や投資ファンドを含む買い手候補に対し、買収への関心について打診し始めているという。
TMAの水上飛行機
Photographer: Nicolas Economou/NurPhoto/Getty Images 新型コロナウイルス禍後の旅行回復を受け、TMAの利益は増加しており、約2年間に売却を試みた時よりも評価額が高くなる可能性がある。ブルームバーグ・ニュースは当時、同社の評価額が5億-7億ドル(現在のレートで約750億-1050億円)になる可能性があると
報じていたが、取引は実現しなかった。
関係者によると、検討は予備段階であり、最終決定には至っていないという。
カーライル、キング・ストリート、デビッドソン・ケンプナーの各社はコメントを控えた。
原題:
Carlyle Is Said to Revive Sale of World’s Biggest Seaplane Firm(抜粋)



