台湾の大手生命保険会社に人気のある台湾ドルのデリバティブは、同通貨がさらに上昇することを示唆している。
こうした乖離(かいり)は、台湾ドルは5日に1988年以来最大の上げを記録。
これにつられる形で、マレーシア・リンギットや中国人民元など他のアジア通貨も値上がりした。
こうしたトレンドは「為替市場で起こりつつある何か大きな動きの始まり、あるいはその兆候かもしれない」と続けた。
事情に詳しいトレーダーによれば、午前の取引では輸出業者による米ドル売りが続いた一方で、海外投資家や個人投資家のレパトリエーション(自国への資金回帰)や生命保険会社によるヘッジ強化を理由に挙げた。
台湾ドルのフォワード、数十年ぶりの極端な水準-米ドル安圧力続く
記事を要約すると以下のとおり。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 台湾ドルのフォワード、数十年ぶりの極端な水準-米ドル安圧力続く