7日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=143円台前半に下落。米中貿易交渉への期待からドル買い・円売りが先行し、輸出企業から実需のドル買いが入ったとの見方もあった。その後は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、ドルは伸び悩んでいる。
あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジストは、米中貿易交渉開始と報じられリスクオンの展開となり、ドルが買われたと分析。午前10時前の仲値に向け実需のドル買いも入ったが、その後は買いが続かないと言う。FOMCを控えており、「目先は142円から144円のレンジを形成し、145円より上の水準は重さが確認された形」と指摘した。
円相場は対ドルでニューヨーク終値比0.4%安の142円98銭-午前10時48分現在一時143円31銭まで下落
FOMCは7日(日本時間8日午前3時)に政策金利を発表する。現行の4.25-4.50%で据え置くことが確実視される中、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は記者会見で引き続き早期の利下げ再開に慎重な姿勢を示すと市場関係者の間では予想されている。
三菱UFJ信託銀行資金為替部マーケット営業課の酒井基成課長は、FOMCは「政策据え置きで、今後の利下げについては経済データを判断していくことになるだろう」と予測。もっとも、FOMC前の持ち高調整の動きでドルの上値は重くなりそうだとみている。
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この記事は一部にブルームバーグ・オートメーションを利用しています。
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