【日本市況】円一時146円台に下落、米中貿易協議で進展-株式は上昇
記事を要約すると以下のとおり。
12日の日本市場では円が対ドルで一時146円台前半に下落。中国の何立峰副首相は今後の協議に向かうとの期待から、円相場は一時146円28銭と4月10日以来の安値を付けた。ただ、「いわゆる同盟国との交渉がどうなっているのか、基準が全く分からないと言い、関税による米国経済の先行き懸念も踏まえると「146円台は少し行き過ぎ」との見方を示した。 関西みらい銀行の企業短期経済観測調査(短観)で企業の想定レートだった147円台が近づくと「ドル・円の上値は重くなる印象」だとし、「146円を超えたところではいったんドルの戻り売りが出やすいと話した。米中貿易協議により円安が進み、債券に売り圧力がかかっていると指摘。 市場では、財務省が13日に実施する30年国債入札に向けた調整売りで利回り上昇が進んでも、「買いが入りづらいとみている。」株式 株式は上げ幅を縮小し、TOPIXが下落に転じる場面がある。半面、トランプ米大統領が処方薬の価格を引き下げる大統領令に署名する意向を表明し、第一三共や中外製薬など医薬品株が軒並み安。この記事は一部にブルームバーグ・オートメーションを利用しています。
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