ユーロ圏の賃金の伸びを測る主要指標が大きく低下した。インフレ率2%の目標は間もなく達成されるとの欧州中央銀行(ECB)の主張が裏付けられた格好で、追加利下げを求める声を後押ししそうだ。
ECBが23日発表した1-3月(第1四半期)の妥結賃金は前年同期比2.4%上昇にとどまり、昨年10-12月(第4四半期)の4.1%上昇から大きく減速した。上昇率は昨年のピークである5.4%に比べ、半分以下に抑制された。
賃金上昇圧力が弱まりつつあり、それが根強いコアインフレの軟化にいずれはつながるとの見方を、今回の統計は強めた。賃金の伸びが大きく寄与するサービスのインフレ率は、4月に4%だった。
ECBのチーフエコノミストを務めるレーン理事は23日、「今年の賃金は実際かなり低い水準で妥結しており、来年はもっと低くなる」と述べ、「従って、サービスのインフレは低下するとわれわれは確信している」と続けた。
原題:
Euro-Zone Wage Growth Sinks, Supporting Further ECB Easing (2)(抜粋)






