25日の債券相場は下落が予想される。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受けて米国の長期金利が低下したにもかかわらず、円債先物が夜間取引で下落した流れを引き継ぐ。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、米債高でも先物が夜間取引で下落するなど重さが気になるとした上で、「防衛費増強の要求や
参院選に向けて財政拡大に対する警戒感も根強く上値の重い展開になりそうだ」と予想した。
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同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.405-1.43%(24日は1.415%で終了)、先物中心限月9月物は139円00銭-139円35銭(同139円25銭)。
先物夜間取引で9月物は24日の日中取引終値比7銭安の139円18銭で終えた。24日の米10年国債利回りは前日比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い4.29%程度に低下した。
日銀は25日、金融政策決定会合(6月16、17日開催分)の主な意見を公表する。会合では金融政策を維持。国債買い入れについては2026年4-6月以降は毎四半期の減額幅を2000億円程度に半減し、27年1-3月期に2.1兆円程度とする新計画を
決めた。
日銀の田村直樹審議委員は25日、福島県金融経済懇談会で講演し、午後に記者会見を行う。田村委員は6月会合で、27年1ー3月まで月間の買入れ予定額を原則として毎四半期4000億円程度ずつ減額すると提案した。
三井住友トラストの稲留氏は「タカ派的な発言が出そうなことも債券を買い進みにくい要因になる」と述べた。
日銀買い入れオペ
定例の国債買い入れオペの対象は残存期間3年超5年以下、5年超10年以下、25年超、物価連動債。買い入れ額はそれぞれ2750億円、3000億円、750億円、500億円。
日銀:国債買い入れオペ一覧 (表)
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