14日の債券相場は下落が予想される。米国の長期金利がインフレ懸念再燃への警戒から上昇した流れを引き継ぐ。参院選挙を控えて財政悪化への警戒感も引き続き相場の重しになりそうだ。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、債券相場は米国や欧州の金利上昇を受けて売りが優勢の展開となりそうだとみる。参院選を控えて上値の重い展開が続くとした。
一方、鶴田氏は「トランプ米大統領が強硬な関税スタンスを取っており、世界的にリスクオフムードが広がれば日銀利上げ観測の後退を通じて債券相場のサポート要因となる可能性がある」との見方を示した。
同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.5-1.54%(11日は1.5%で終了)、先物中心限月9月物は138円15銭-138円45銭(同138円57銭)。
先物夜間取引で9月物は11日の日中取引終値比35銭安の138円22銭で終えた。11日の米10年国債利回りは前日比6ベーシスポイント(bp)高い4.41%程度で引けた。ドイツ10年国債利回りは2bp高い2.725%。
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