英国のインフレ率が6月に予想外に上昇し、2024年1月以来の高水準となった。食品の値上がりが主な要因で、労働党政権による増税への批判が一段と強まっている。
英政府の統計局が16日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.6%上昇と、前月の3.4%上昇から伸びが加速。エコノミストやイングランド銀行(英中央銀行)は前月と同じ伸び率を見込んでいた。
英国の6月消費者物価・小売物価指数:統計概要(表)
食品は4.4%上昇と、24年2月以来の高い伸び。小売業者は4月からの給与税および最低賃金の引き上げが原因だと批判の声を上げている。
労働党政権は、議会での強い反対によって支出削減案を棚上げに追い込まれたことから、景気回復を支出の財源に充てようとしている。
しかし、昨年秋の予算案で明らかにされた最初の増税が経済に打撃を与え、企業の採用縮小や物価上昇を引き起こしつつあることを示す証拠は増えている。税負担がかつてないほど重くなる中、この秋に一段の増税があるのではないかとの観測が高まっている。
CPI発表を受け、リーブス財務相は労働者が「依然として生活費の高騰に苦しんでいる」ことを認めた。
原題:
UK Inflation Unexpectedly Jumps as Labour Tax Hikes Take Toll(抜粋)
(詳細を加えて更新します)







