ポルトガルのモンテネグロ首相は、センテノ中央銀行総裁の7月19日の1期目の任期満了にあわせて交代させる方向で検討していることが分かった。事情に詳しい関係者が明らかにした。
情報が非公開であることを理由に匿名を条件とした同関係者によると、政府が数日内にも後任を発表する可能性があるという。ただ、協議はなお進行中であり、モンテネグロ首相が考えを変えるか、決定を先送りする可能性もあるとしている。
首相府の報道官はコメントを控え、財務省の担当者も同様に応じなかった。センテノ氏の報道官もコメントを差し控えた。センテノ氏はこれまでに、2期目の続投に意欲を示していた。
センテノ氏(58)の2期目については、同氏と社会党との関係を背景にした政争を受け、臆測が強まっていた。2023年、当時のコスタ首相(社会党)は解散総選挙を回避しようと、センテノ氏を後任として擁立しようと考えていた。ポルトガル銀行(中央銀行)の倫理委員会はその後、センテノ氏に不正行為はなかったと結論づけたが、モンテネグロ氏率いる中道右派の社会民主党(PSD)は、この人事案はセンテノ氏の独立性を損なうものだと批判していた。
コスタ氏の社会党政権下で、センテノ氏は財務相を務めており、20年7月に中銀総裁に就任した。
原題:
Julius Baer Seeks to Cut Bonuses of Bankers With High-Risk Books
(抜粋)





