ニュージーランド、景気低迷で海外移住が加速－５割超は豪州へ

ニュージーランド（ＮＺ）を出国した市民権保有者が過去13年間で最多となった。
帰国した市民は、国内の景気鈍化と失業率上昇を受けて、より報酬の高い職を求めて海外、特にオーストラリアへの移住を選択している。
　外国人労働者も、仕事が少ないためＮＺへの移住をためらう傾向を強めている。
23年10月には13万5529人とピークに達していたが、それ以降減少傾向にある。
一部の地元エコノミストは、6月までの1年間で出国した市民の約59％は18－30歳だった。