ウォール街のアナリストは現在、マイクロソフトに対してほぼ全面的に強気な姿勢を示している。グッゲンハイムは四半期決算を前に、同社株の投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げた。
ブルームバーグが追跡するアナリスト73人のうち、約99%が同社株を「買い」と評価しており、「ホールド」はヘッジアイ・リスク・マネジメントのみ。「売り」を推奨しているアナリストは一人もいない。
グッゲンハイムの今回の判断は、人工知能(AI)分野での技術革新を取り込む上でのマイクロソフトの優位性への期待を反映したものだ。アナリストのジョン・ディフッチ氏は「投資家がAIの恩恵を受ける企業と打撃を受ける企業の見極めに苦慮する中で、われわれはマイクロソフトが他のハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)と並んで明確に恩恵を受ける側だとみている」と指摘した。
同社の主力クラウドサービス「アジュール」へのAIの追い風に加え、「マイクロソフトは『オフィス』によって生産性ソフト市場でほぼ独占的な地位にあり、この製品群に関連するAIチャットボット「Copilot(コパイロット)」をすでに、そして今後も引き続き直接的に収益化していくことが可能だ」と述べた。
マイクロソフト株は一時1.7%上昇し、このまま上げて終えれば7営業日続伸となる。年初来では26%上昇しており、約22%高のナスダック100指数を上回っている。
グッゲンハイムはマイクロソフトの目標株価を586ドルに設定しており、前週末終値から約12%の上昇余地があると見込んでいる。
今回の投資判断引き上げは、29日に予定されている7-9月(第1四半期)決算の発表を前に行われたもので、投資家はAI関連の成長動向や、同社の支出計画に関する手がかりを注視している。
関連記事:
米国株の強気相場が正念場、ハイテク決算に注目-AI開発の行方がカギ
原題:
Microsoft Upgrade Leaves 99% of Analysts Bullish on the Stock(抜粋)







