欧州中央銀行(ECB)は30日、中銀預金金利を2%に据え置いた。インフレが抑制され経済成長が続く中で、3会合連続の据え置きとなった。
決定はブルームバーグ調査でアナリスト全員が予測した通りだった。政策委員会は今後の対応について示唆を与えず、データに基づき会合ごとに判断すると強調した。
ECBは声明で「堅調な労働市場、民間部門の健全なバランスシート、過去の利下げが引き続き、経済の重要な下支え要因になっている」と分析。その上で「世界的な貿易摩擦や地政学的緊張が続いていることから、先行きには依然として不確実性がある」と指摘した。
決定を受けた市場の反応は限定的。ユーロは下落基調を維持し、対ドルで0.4%安の1.1554ドル付近で推移した。ドイツ2年債利回りは3ベーシスポイント(bp)上昇の約2%から変わらなかった。
ECB当局者らは最近、これまでに実施した8回の利下げに追加の緩和を行う理由はほとんどないとの見解を示している。インフレ率が数カ月にわたり2%の目標付近で推移していることと、トランプ米大統領の関税による経済への影響が比較的抑えられている兆候が、こうした自信の背景にある。
ラガルド総裁はイタリアのフィレンツェで現地時間午後2時45分から記者会見する。ECBは年1回、本拠のフランクフルト以外で政策決定会合を開く。
この日発表された7-9月(第3四半期)のユーロ圏域内総生産(GDP)は
予想を上回る伸びを示した。10月のインフレ率は31日発表予定で、アナリストは2.1%への低下を見込んでいる。
原題:ECB Leaves Deposit Facility Rate at 2.00%; Est. 2.00%、
ECB Holds Rates With Inflation Near 2% and Economy Expanding(抜粋)
(情報を追加し更新します)
これはブルームバーグ・オートメーションを利用して作成した記事です。
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