おすすめ記事

ECB、インフレリスク均衡でも政策余地残すべき-コッハー氏

記事を要約すると以下のとおり。

[MARKOVE row="3" delimiter="。" pre="" end = "
"]

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーに今月就任したコッハー・オーストリア中銀総裁は15日、ユーロ圏のインフレリスクは現時点で「かなり均衡している」ものの、当局者は経済データの変動に対応できる態勢を整えていると述べた。ウィーンでのブルームバーグ主催のイベントで語った。
  コッハー氏は「個人的には、インフレの上向き・下向きの可能性に関しては、かなり均衡していると思う。私たちは会合でデータを確認し、対応できる態勢を整えている」と述べた。

コッハー・オーストリア中銀総裁がウィーンでのブルームバーグのイベントに登壇した
Source: Bloomberg  インフレ率が2%の目標値に近づいていることから、ECBは11日、中銀預金金利を2%に据え置いた。複数の当局者は、経済が再び大きなショックを受けない限り、さらなる利下げはあり得ないと示唆しているが、選択肢を幅広く保つよう求める声もある。

関連記事:
ECB、2会合連続で金利据え置き-リスクはより均衡したと総裁 (4)
  カジミール・スロバキア中銀総裁は、15日の論説記事で「残存リスクへの警戒を怠ってはならない」と
強調した。

  コッハー氏もこの見解に同意し、当局者は警戒を怠らず、特定の出来事を過度に解釈せず、政策の余地を残しておくべきだと述べた。また、こうした環境下で、ECBの最新の四半期経済予測が春先と比べて比較的安定していたことは「意外だ」との認識を示した。コッハー氏は「何が起きるか分からない。この安定は単に私たちを少し欺いているだけかもしれない」と述べた。
  未解決の問題の一つは、世界の貿易枠組みの変化が、ユーロ圏の物価にどのような影響を与えるかだ。コッハー氏は、潜在的な影響について慎重な見方を示した。
  同氏は「はっきりしない。インフレ効果もあれば、デフレ効果もあり得る」と指摘し、サプライチェーン(供給網)の停滞や、中国から欧州への商品の迂回輸送の可能性を挙げた。

  コッハー氏は、11日のECB政策委員会会合で、ユーロ圏が直面するリスクについてECB当局者の見解が分かれたことを認めた。同氏は「議論の的となったのは、現時点で我々が直面している不確実性の高さを考えれば驚くことではないが、リスクの向きがどちらか一方に偏っているかどうかだ。国によって、理事によって、その認識は異なる」と語った。
原題:
ECB’s Kocher Says Euro-Area Inflation Risks ‘Quite Balanced’ (1)(抜粋)

[/MARKOVE]

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ECB、インフレリスク均衡でも政策余地残すべき-コッハー氏

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Xでフォローしよう

おすすめの記事