欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのドレンツ・スロベニア中銀暫定総裁は10日の講演で、構造的なトレンドによってECBの金融政策が混乱する恐れがあるとの見方を示した。
ドレンツ氏は、2024年にドラギ前欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州連合(EU)の競争力に関する報告書で指摘した課題に触れながら、「構造的な負のトレンドが長期的な成長を抑制し、経済がさまざまなマクロ経済ショックに対し、脆弱になる傾向を強めている。こうしたショックは以前よりも頻発し、その影響も大きくなっている」と述べた。
また、こうした状況が金融政策に「二重の課題」をもたらしているとし、「一方では長期的な構造トレンドが政策の効果を制限し、行動の余地を狭めている。他方では、さまざまなショックに対応するため、より頻繁な金融政策対応の必要性が高まっている」と指摘した。
ドレンツ氏は、ECBの金融政策については「現在のところ適切な位置にある」と述べた。
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原題:
ECB Action Is at Risk of Being Less Effective, Dolenc Says(抜粋)







