欧州中央銀行(ECB)のチポローネ理事は、将来のインフレショックに対する過剰な懸念は経済にとって有害だとの考えを示した。
同理事はイタリア紙コリエレ・デラ・セラとのインタビューで、「将来のインフレショックを回避しようと需要を低く抑えることは、私の考えでは今日においては逆効果だ」と述べた。
「経済の潜在力をさらに損ねれば、インフレ圧力を弱めるのではなく、高めることになる」と警告。その上で、ECBの政策は「将来起こり得るインフレショックに対して過剰に備える必要はない。無理をせずに潜在的な経済成長を促す必要がある」と指摘した。
チポローネ理事は、「経済を潜在成長率以下に抑えることは、景気を弱め、ショックが発生した際の対応余力を奪うことになる」としている。
関連記事
ECBは夏までペース落とさず利下げ継続を-ビルロワドガロー氏
ユーロ圏インフレは12月に加速、ECBの漸進的な利下げを後押し
ユーロ圏労働市場はパンデミック前の水準に戻り始める見込み-ECB
原題:
Inflation Angst Can Be Harmful, ECB’s Cipollone Tells Corriere (抜粋)
[/MARKOVE]






