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プーチン氏が米国を手玉に、会談最大の成果は「協力の正当化」と専門家

記事を要約すると以下のとおり。

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ロシアのプーチン大統領は18日のトランプ米大統領との電話会談を利用し、ロシアが米国を文字通り手玉に取れることを示そうとした。
  プーチン氏はウクライナでの迅速な停戦を実現させようとするトランプ氏の取り組みに触れつつ、アイスホッケーを話題にした。最側近らとアイスホッケーを楽しむプーチン氏は、米国の選手とロシアの選手での試合設定を提案し、トランプ氏も支持したと、ロシア大統領府は説明する。同大統領府およびホワイトハウスの声明ではいずれも、両国の経済的・政治的協力の可能性が強調されている。

動画:プーチン氏と「素晴らしい電話会談」をしたとFOXニュースとのインタビューで話すトランプ氏
Source: Bloomberg  カーネギー国際平和財団ロシア・ユーラシアセンターの上級研究員、タチアナ・スタノワヤ氏は、今回の電話会談で最も重要な成果は、中東を含む国際問題における「米ロ協力の全面的な正当化」だと指摘。

  プーチン氏は対米関係をウクライナ侵攻から切り離そうとし、トランプ氏の停戦の呼び掛けを自身が望む方向に導き、アイスホッケーの試合提案でロシアの対外イメージの「毒抜き」に役立てたと、スタノワヤ氏は述べた。
  一方、プーチン氏はトランプ氏が呼び掛けていた30日間の全面停戦を拒否し、米国が目指す迅速な戦争終結は後退した。ウクライナ政府にはトランプ氏が停戦確保を焦り、ロシアが要求する大型の譲歩に同意するとの懸念がある。

ロシアのプーチン大統領(18日)
Photographer: Maxim Shemetov/AFP/Getty Images  プーチン氏は交渉を進める「重要な条件」として、ウクライナへの外国の軍事支援と情報共有の停止を要求した。この要求は、ロシア軍が戦闘を継続する一方で、ウクライナ支援を巡り米国と欧州の間にくさびを打ち込む狙いがある。
  ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、訪問先のフィンランドで記者団に対し、同日中にトランプ氏と電話会談し、前日の米ロ首脳会談について協議すると明らかにした。
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  プーチン氏は停戦を求めるトランプ氏に唯一の譲歩として、エネルギーインフラへの攻撃停止で合意した。だが、その数時間後にウクライナのキーウを含む複数の地域はロシアの大規模なドローン(無人機)攻撃に襲われた。

ロシアの攻撃で損傷したウクライナの火力発電所(2024年)
Photographer: Olga Ivashchenko/Bloomberg  ドイツのピストリウス国防相は19日、「画期的で素晴らしいとされる電話会談の後に」攻撃が行われたのは、ロシアがウクライナの民間インフラに対する攻撃の手を緩めていないことを示していると、独公共放送ZDFで発言。「プーチン氏はもてあそんでいる。米国大統領は長く傍観してはいられなくなくなると、自分は確信している」と続けた。
  ゼレンスキー氏はソーシャルメディアのテレグラムで、ドローン攻撃は「ロシアに圧力をかけ続けなければならない」ことの証明だと主張。世界は「戦争を長引かせようとするプーチン氏のいかなる試みも拒否」すべきだと呼び掛けた。
  政策を話しているとして匿名を要請した西側高官は、電話会談で平和を阻止しているのはプーチン氏だとトランプ氏にも分かり、同氏がロシアに圧力をかけ始める可能性が高まったとの見方を示した。ただ、トランプ氏がプーチン氏の要求をウクライナに押しつけようとするリスクはあり、米国を除く主要7カ国(G7)諸国がロシアに対する圧力に注力するようトランプ氏を説得する必要はあるだろうとも、高官は述べた。

ロシアの攻撃現場で消火作業を行うウクライナ救急隊(19日、スーミ州)
Source: State Emergency Service of Ukraine「はるか遠い」
  スペインのアルバレス外相は19日、電話会談は「スペインや欧州が望む停戦からはるかに遠い」ことを鮮明にしたと述べ、「従ってゼレンスキー大統領とウクライナの人々への支援を継続する」と公共ラジオで表明した。
  英国政府は停戦期間中のウクライナに対する外国の兵器供給停止を求めるプーチン氏の条件を拒否した。「われわれはウクライナへの軍事支援を常に継続する」とパレス首相報道官は明言し、「これはあらゆるシナリオで適用される」と付け加えた。

ヘルシンキを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領(19日)
Photographer: Roni Rekomaa/Bloomberg  電話会談でロシアが示した最大の譲歩すらも、同国に有利に働く。ウクライナはほぼ毎日のようにロシアの製油所やパイプライン、エネルギーインフラに攻撃を仕掛けているが、ウクライナの電力・ガス施設に対するロシアの攻撃は春になり気温が上がってきたため緩和されていた。
  双方がエネルギーインフラに対する攻撃回避で合意すれば、春の定期的な修理が始まるロシアの製油業界に恩恵をもたらす。ドローン攻撃がなければ製油施設は稼働率を引き上げることができ、国内への燃料供給と輸出の見通しが立ちやすくなる。

  米ワシントンの戦略国際問題研究所で欧州・ロシア・ユーラシアプログラム担当上級研究員のマリア・スネゴワヤ氏は、「真剣な和平交渉に応じるつもりはないというロシアの壁に、トランプ氏は突き当たっている」と指摘。一方でプーチン氏は、制裁の部分解除と引き換えに、トランプ氏に「うまみのある共同開発の取引」をちらつかせることができると述べた。
  トランプ氏は自身のソーシャルメディアであるトゥルース・ソーシャルへの投稿で、プーチン氏と「平和協定の多くの要素」を協議したとし、停戦交渉に「速やかに取り組む」と主張した。ウィトコフ特使はFOXニュースに対し、米国の代表団がサウジアラビアを訪問し、ロシア側との協議を続けると明らかにした。
原題:
Putin Puts Ukraine Truce on Ice in Bid for Trump Partnership (1)、
UK Rejects Putin’s Demand to Suspend Military Aid to Ukraine(抜粋)

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[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース プーチン氏が米国を手玉に、会談最大の成果は「協力の正当化」と専門家

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