中国のガソリン利用は今後、減少に転じ、石油供給に比べてさえない需要に対する懸念が強まると、世界最大の独立系石油商社ビトル・グループはみている。
ラッセル・ハーディ最高経営責任者(CEO)はインタビューで「中国では今年または来年にガソリンのピークを迎えそうだ。誰も移動しないからではなく、単に車両が電気自動車(EV)に徐々に変化しつつあるためだ」と語った。
ラッセル・ハーディCEO
Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg 世界中の石油ウオッチャーは特にエネルギー移行を背景に、中国の需要を注視している。世界最大の石油輸入国である中国経済の不振などが要因となり、原油相場は先週、2023年以来の安値に下落した。
一方、米国の原油生産は過去最高水準付近にあり、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は需要懸念から、計画していた供給拡大を
2カ月遅らせた。ビトルは、少なくとも今後2年間は石油市場に十分な供給があるとみている。
ハーディCEOはOPECプラスについて、「供給ショックがない限り、今後1年間の状況は容易でないと彼らは結論づけている」と述べた。一方、今のところ「市場は25年と26年の供給に関し、さほど心配していない」と語った。
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原題:
Vitol Sees Chinese Gasoline Demand Peaking This Year or Next(抜粋)





