多くの中国の金属輸入業者が米国産の銅スクラップの購入を停止している。トランプ氏の米大統領就任後に関税が賦課されると見込んでいるためだ。中国の国有調査会社、
北京安泰科信息が指摘した。
取引業者への調査に基づく同社のリポートによると、トランプ氏が大統領に就任する来年1月20日ごろにこれらの貨物が到着する可能性が高いため、11月半ばから輸入が停止されているという。
トランプ氏は中国からの全ての輸入品に60%の関税を課す方針を示しており、実施されたら中国の報復措置を招く可能性が高い。
米国からの輸入が停止されると、銅スクラップの供給が逼迫(ひっぱく)する一方で、精錬銅の需要が増加することが見込まれ、価格や加工費の変動が高まる可能性があると、安泰科は分析した。
3日のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は上昇。前日比119ドル高の1トン=9112ドルで取引を終了した。中国の最高指導部が11日から非公開の中央経済工作会議を開催するとの
報道が材料視された。ただ、ドル高と中国の需要減速を背景に、銅相場は5月に付けた過去最高値から約20%下落している。
原題:
Many China Copper Traders Halt US Scrap Imports on Tariff Fears、LME 3-Month Copper Closes Higher; Nickel Rises(抜粋)





