政府債リスク、「従来型の危機誘発」も-UBSのエルモッティCEO
記事を要約すると以下のとおり。
次の金融危機を予測するなら、不透明な市場リスクよりも高い政府債水準について政策当局者らは熟考するべきだと、スイスの銀行大手
UBSグループのセルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は述べた。 同じ公開討論に参加したクノット・オランダ中銀総裁は、過去には「公的債務のぜい弱性」が民間セクターと交差した際に金融の安定に影響を及ぼしたと指摘した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)初期に見られた急激な現金シフトや、米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントの破綻を例に挙げた。米議会予算局(CBO)は米政府負債、29年までに第2次世界大戦後に記録した過去最高を上回るとの見通しを示した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 政府債リスク、「従来型の危機誘発」も-UBSのエルモッティCEO