米国では8月の消費者センチメントが5カ月ぶりに改善した。インフレの減速と利下げ見通しが、家計に対する見方を明るくした。
キーポイント
8月の米ミシガン大学消費者マインド指数(確報値)は67.9
前月の66.4から上昇
速報値は67.8
エコノミスト予想の中央値は68.1
1年先のインフレ期待は2.8%
2020年末以来の低水準
前月、および今月の速報値はいずれも2.9%
5-10年先のインフレ期待は3.0%前月、および今月の速報値と変わらず
ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は「経済に関するニュースについての指数は今月20%余り悪化した」と指摘。「特に失業に関してネガティブなニュースを聞いた消費者の割合は約25%と、2023年11月以来の高い比率となった」と述べた。
同時に48%の回答者が向こう1年に金利が下がると予想しており、この比率は1982以来の高さとなった。
期待指数は72.1と、前月の68.8から上昇。家計に関する見方の指数は3カ月ぶりの水準に上昇した。現況指数は61.3に低下し、2022年末以来の弱い数字となった。
8月の指数には政治も影響した。バイデン大統領が選挙戦から撤退し、ハリス副大統領が民主党の大統領候補となった後、民主党員の間では楽観が強まったことが調査で示された。共和党員の信頼感は昨年11月以来の低水準となった。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:
US Consumer Sentiment Rises for First Time in Five Months(抜粋)
(最終段落に選挙に関するセンチメントについて加えます)







