農産物商社の米
カーギルは全世界で数千人規模の人員削減を実施する。利益目標を達成できなかったことを受けた措置。
ブルームバーグが確認した社内文書によると、米最大の未上場企業であるカーギルは2030年戦略の一環として、全従業員16万4000人強の約5%に当たる人員を削減する。事情に詳しい複数の関係者が匿名で語ったところによれば、経営陣は対象外だが、その次のレベルで多くの幹部が影響を受ける見通し。
カーギルに加え同業の
ブンゲ・グローバルやアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(
ADM)は、大豊作に伴うトウモロコシや大豆価格急落を受け利益が落ち込んだ。米国の牛の飼養頭数がここ約70年間で最少となったこともカーギルの利益減少に拍車をかけた。同社は米3位の牛肉加工業者でもある。
24年度に全事業の3分の1弱しかの利益目標を達成できなかった同社は、事業部門を五つから三つに削減すると従業員に既に
伝えていた。またさまざまな拠点で技術職を約200人削減した。
ブルームバーグ・オピニオンの
ハビエル・ブラス記者の報道よると、24年5月期の同社利益は24億8000万ドル(約3700億円)と、16年度以来最低だった。22年度には純利益が約67億ドルと、過去最高を記録したが、その半分にも届かなかった。
原題:
Cargill to Cut Thousands of Jobs Globally as Profits Shrink (1)(抜粋)







