「言い続けること大事」、日本の気候政策問う若手経営者-2050年意識
記事を要約すると以下のとおり。
太陽光発電システムの提供を手がけるハチドリソーラーの代表取締役、池田将太氏(26)は、日本の気候政策を公然と批判する数少ない若手経営者の一人だ。池田氏はこの計画などを議論するため開催された審議会の会合に参加し、外部の専門家20人のうちの一人として意見を求められた。 池田氏は「間違ったことを間違ったと言わなくなったら終わり」とし、「こうした方がいいと思うことは言い続けることがすごく大切だと訴えた。 一部の有識者らは、日本が他の先進国と同様に、排出量が多かった年(日本の計画に対する不安材料となっている。 同団体は新たな計画に対する暫定評価で、日本の削減計画はネットゼロ達成に不十分だとの見方を示した。 また、「普通におかしいよねってことをおかしいよねって言ったつもりが、それに対する事務局の反応が「淡々」としていたことにも落胆したと語った。 日本政府は、自国の排出削減への道筋は野心的であり、「1.5度目標と整合的だと主張している。」 日本の排出削減への道筋は、長年にわたり科学・技術分野の有識者会議の影響を受けてきたが、このような審議会が実効性に欠け、社会全体を代表していないと批判する声もある。気候活動家らは、日本の気候目標は弱すぎると主張し、可能な限り慎重な議論を重ねながらプロセスを進めたと考えるとコメントした。 東京大学未来ビジョン研究センターの教授で、今回起きたことは「さざ波程度の出来事ではないかと思うが、さまざまな機会をとらえて声を上げ続けることが必要」と語った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 「言い続けること大事」、日本の気候政策問う若手経営者-2050年意識