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【日本市況】債券は下落、入札やや弱めとの声-株は3営業日ぶり反落

記事を要約すると以下のとおり。

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19日の日本市場では債券が下落し、新発10年債利回りは一時、節目の1.6%まで上昇した。米カンザスシティー連銀主催のジャクソンホール会合を控えて米長期金利が上昇したことに加え、この日行われた20年利付国債入札が弱めの結果となり、売りが優勢だった。株式は3営業日ぶりに小反落。円は1ドル=147円台後半で強含みとなった。
  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大塚崇広シニア債券ストラテジストは、20年債入札は最低落札価格が予想を下回り、応札倍率も前回から下がり、やや弱めの結果だったと指摘した。政局が今後動きそうなことがネガティブに働いており、石破茂首相退陣の可能性が高まれば、財政拡大リスクから金利上昇圧力が加わるとみている。  
  カンザスシティー連銀がワイオミング州ジャクソンホールで主催する年次シンポジウム、ジャクソンホール会合は主要国・地域の中央銀行総裁が一堂に会して21日に開幕する。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が22日に講演する予定で、市場は利下げの幅やタイミングについてのヒントを探ることになる。スワップ市場が織り込む9月の米利下げ確率は8割強で推移している。

19日の国内債券・株式・為替相場の動き

長期国債先物9月物の終値は前日比19銭安の137円62銭
新発10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)高い1.59%一時1.6%と7月25日以来の水準に上昇

東証株価指数(TOPIX)の終値は前日比0.1%安の3116.63
日経平均株価は0.4%安の4万3546円29銭

円は対ドルでニューヨーク終値比0.2%高の147円65銭-午後3時38分現在

債券
  債券相場は下落。財政拡張リスクや日本銀行の利上げ観測も重しになった。先物9月物は20年債入札前に一時プラスに浮上したが、結果発表後に前日比35銭安の137円46銭まで下げ幅を拡大した。

  20年債入札は応札倍率が3.09倍と過去12カ月平均3.24倍を下回った。最低落札価格は98円80銭で市場予想は98円85銭だった。小さいと好調を示すテール(落札価格の最低と平均の差)は13銭と、前回の18銭から縮小した。    
  三菱UFJアセットマネジメントの小口正之エグゼクティブ・ファンドマネジャーは、最近の10年債や30年債の入札など、結果がさほど悪くなくてもその後売られることが多く、地合いの悪さが表れていると指摘。財政拡張リスクや日銀の利上げ観測に加え、発行額が減額されてもなお買い手が少ないことが影響しているとみる。
  米格付け会社S&Pグローバル・レーティングが米国のソブリン格付けを据え置くと発表したが、相場の反応は薄かった。
関連記事:S&P、米の格付け「AA+」据え置き-関税収入が財政支える見通し

  アクサ・インベストメント・マネージャーズの木村龍太郎シニア債券ストラテジストは、最近の世論調査では石破首相の続投支持率が上昇しているが、自民党内から首相交代を求める声も根強く、投資家は与党内の議論を慎重に注視していると指摘した。
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新発国債利回り(午後3時時点)

 
2年債
5年債
10年債
20年債
30年債
40年債

 
0.830%
1.135%
1.590%
2.600%
3.130%
不成立

前日比
+0.5bp
+2.0bp
+2.0bp
+2.5bp
+1.5bp

 
 株式
  東京株式相場は小反落。ジャクソンホール会合を控えて警戒感が広がり、日経平均は朝方に日中最高値を更新した後、利益確定の売りに押された。
  銀行や保険など金融株が安く、TOPIX銀行業指数は一時2.2%下落。情報・通信や非鉄金属なども売られた。
  T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト兼ファンドマネジャーは、ジャクソンホール会合を控えて米金融政策に対する不透明感がある中、投資家が積極的に買いを入れるのは難しいと指摘。銀行株はこの3カ月、主要な上昇銘柄の一つだっただけに特に売りが出やすいと話した。
  浪岡氏はまた、お盆休みから戻った多くの国内投資家がTOPIXや日経平均の最高値更新を受けて、利益確定に動いている可能性が高いと話した。
  一方、前日の海外市場で為替が円安方向に振れたことを受け、業績期待の買いで自動車や電機など輸出関連株が上昇。医薬品も堅調で、第一三共株は小細胞肺がん薬で米食品医薬品局(FDA)の指定を獲得したことが好感され大幅高となった。

  フィリップ証券の笹木和弘リサーチ部長は、トランプ米大統領と欧州首脳によるウクライナ戦争を巡る協議が想定より順調に進んだとの見方も輸出関連株の支援材料だと指摘した。
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 為替
  東京外国為替市場で円相場は1ドル=147円台後半で推移。S&Pが米国の格付けの維持を発表し、一時148円台までドル買い・円売りが進む場面もあったが、その後は円が強含みとなった。
  あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジストは、米格付け据え置きを受けてアルゴリズム的なドル買いで一時148円台を付けたが、その後は瞬間的にできたポジションを崩す動きで円が買い戻されていると指摘した。
  三菱UFJ信託銀行資金為替部マーケット営業課の酒井基成課長は、ジャクソンホール会合を控えて、パウエルFRB議長が「労働市場の弱さを指摘して利下げを肯定するか、データ次第と言って慎重なトーンになるのかは分からない」とした上で、「9月利下げについて言質を与えないだろう」と予想した。

 
 この記事は一部にブルームバーグ・オートメーションを利用しています。

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[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】債券は下落、入札やや弱めとの声-株は3営業日ぶり反落

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