【日本市況】株大幅安、過熱感懸念でソフトバンクＧ下落－金利は上昇

20日の日本市場では株式が大幅に下落している。
アドバンテストやフジクラといった相場をけん引していた人工知能（ＡＩ）関連株が安い。
パウエルＦＲＢ議長Source:Bloomberg　　21日からのジャクソンホール会合（米カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム）を前に金融市場では手控えムードが強い。
　大和証券の山本賢治チーフエコノミストは20日付リポートでＦＲＢ議長講演について「次回9月の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で25ベーシスポイント（ｂｐ、1ｂｐ＝0.01％）の「慎重な利下げ」を再開する、という基本的なシナリオと一致するメッセージを出すと予想した。
特にジャクソンホール会合を前に投資家が利益を確保する動きが強まり、直近の上昇が目立ったハイテク株は影響を受けやすいとしている。
米ハイテク株の下落を受けて日経平均株価が下げており、リスクセンチメント悪化による円買いがやや優勢だ。
　ジャクソンホール会合では22日にパウエルＦＲＢ議長が基調講演する。
市場の一部では50ｂｐの利下げも意識されているため、議長発言がそこまでハト派でないとの見方になると米株が売られ、金利は上昇している。
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