【日本市況】長期金利08年以来の高水準、日銀利上げ観測強い-株続落
記事を要約すると以下のとおり。
21日の日本市場では債券が売られ、長期金利(新発10年債利回り)は2008年以来の高水準を更新した。4-6月期の実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことも金融正常化が進むとの思惑に拍車をかけた。 新発20年国債利回りも1999年以来の高水準を更新した。一方、ここ数日債券が売られた結果、値ごろ感を意識した買い戻しも入っていると指摘した。きょうから始まる米カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム、ジャクソンホール会合を前に米金融政策を見極めたいとの雰囲気が強かった。 りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジストは「きょうの下落はスピード調整の範囲内だろう」と指摘。取引開始前にブロック取引の買い手が利益確定売りの可能性(1) 為替 円相場は1ドル=147円台半ばにやや下落。 三菱UFJ信託銀行資金為替部マーケット営業課の酒井基成課長は、基本的に22日のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言待ちだと指摘した。酒井氏は、FOMCは「雇用統計の発表前だったので、ひっくり返っている可能性がある」と分析している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】長期金利08年以来の高水準、日銀利上げ観測強い-株続落