【米国市況】株反発、FRB利下げ維持との安心感-円は一時149円台前半
記事を要約すると以下のとおり。
関連記事:米PCE統計、支出が予想上回る伸び-根強いインフレでも消費堅調(3) 米国株は反発Photographer:MichaelNagle/Bloomberg eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏は同統計について、「インフレの高止まりが再び示されたが、全体的に想定の範囲だったと指摘。」当局者は雇用と物価のバランスを取り戻すことに注力しているとの見方を示した。 リッチモンド連銀のバーキン総裁は、消費者は支出を続けており、企業利益が予想を上回り続けている理由はそこにあると指摘。 「消費者の雇用が維持され、引き続き支出が行われる限り、強気相場は続くだろう。」 ベルウェザー・ウェルスのクラーク・ベリン氏は「政府機関が閉鎖されれば、短期的にボラティリティーが高まる可能性がある。」10月は変動の大きい月として知られると述べた。 円は対ドルで上昇し、一時0.29%ドル/円¥149.51-¥0.31% 米東部時間16時49分 ブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.00360.3%高の1ドル=149円41銭を付けた。 8月PCE統計で、実質個人消費支出は前月比0.2%増)を上回った。 また、モルガン・スタンレーMUFG証券のストラテジストは、「日米で数多くのリスクイベントが控えているにもかかわらず、ドル・円のボラティリティーはそれらを織り込んでいないようにみえるとリポートで指摘。」「割安なボラティリティーを利用して、ドル・円の下落に備える好機だ」と記した。関連記事:FRBバランスシート、可能な限り小さい方が望ましい-ボウマン副議長原油 ニューヨーク原油先物は反発。 この日はドルの下落も支援材料となった。ブリッジトン・リサーチ・グループのデータによれば、CTAは8月初旬以来初めてネットロングに転じた。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は、前日比74セント(1.1%)高の1バレル=65.72ドルで引けた。地政学的緊張の高まりや、金を裏付けとする上場投資信託(ETF)への資金流入、金融市場全般でのリスク回避姿勢が支えとなっている。金ETFによる保有高は2022年以来の高水準にあり、ゴールドマン・サックスなど大手金融機関は相場の上昇基調が続くと見込んでいる。
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