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【米国市況】株安・国債高、雇用統計で利下げ観測強まるも先行き憂慮

記事を要約すると以下のとおり。

5日の米金融市場は株安・債券高の展開。
 eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏は、投資家は慎重な姿勢を保つべきだと指摘。
 8月の雇用者数は2020年以来の減少となった。
今月0.25ポイントの利下げに踏み切る上で、「最後の大きな障害は取り除かれたはずだとの見解を示した。」
 バンク・オブ・アメリカ(BofA)のエコノミスト、アディティア・バーベ氏は雇用統計について、「供給面だけでなく、労働需要の悪化を示すいっそう明確な証拠だと指摘した。」
関連記事:FOMCは年内2回利下げ、従来の利下げなしからBofAが予想変更  パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のティファニー・ワイルディング氏は、今回の統計と他の経済指標を踏まえると、FRBが今月から利下げを開始する余地があると指摘。
国債  米国債相場は大幅高。
今月の0.5ポイントの利下げが実施される可能性もわずかに見込まれている。
 このスティープ化取引は、利下げを見込んだポジションとして人気が高いだけでなく、財政赤字の拡大による長期債への懸念も反映している。
為替  外国為替市場では、ドル指数が下落。
 円は対ドルで上昇。
原油  ニューヨーク原油相場は3日続落。
 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は、週間ベースで3.3%下げた。
世界市場シェア奪還を目指し、加速的な生産再開を主導してきたサウジアラビアは、価格下落を生産量増加で相殺するため、さらなる増産を望んでいるという。
WTI先物は年初から約14%下落。
米国では8月の雇用者の増加ペースが減速した。
トランプ大統領は5日、米国は「インドとロシアを、最も深刻で暗黒の中国に奪われた」ようだと述べた。
「OPECの会合を控え、取引は引き続き不釣り合いにダウンサイドに傾斜している。」
ロンドンICEの北海ブレント11月限は2.2%下げて65.50ドル。
 金スポット価格は1オンス=3600.16ドルまで上昇。
金はまた、FRBの今後を巡る懸念による強い逃避需要にも支えられている。
今年はトランプ米大統領がFRB攻撃の手を強め、状況はエスカレートしている。
トランプ大統領はハト派的な人物をクック氏の後任に据える構えだ。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、46.60ドル(1.3%)高い3653.30ドルで終えた。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】株安・国債高、雇用統計で利下げ観測強まるも先行き憂慮

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