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【米国市況】S&P続伸、強気筋が高リスクの賭け-ドル142円台前半

記事を要約すると以下のとおり。

米国株は続伸。
6日間の上昇率は約8%と、2022年3月以来の大幅となった。
反発局面の初期段階に乗り遅れたくないという投資家心理が働いているとの見方もある。
 ただ昨年の大半において順調に推移してきた米経済は、消費者の疲弊や貿易赤字の拡大により2025年の初めに勢いを失った。
 ナットアライアンス・セキュリティーズのアンドルー・ブレナー氏は「リセッションや株価のさらなる下落を予想する声はなお多いが、株式市場には「トランプ・プット」が、経済には「FRBプット」が現実的だとわれわれは考えていると指摘。
トランプ政権はこれより先、同社サイト上で関税コスト表示の計画があるとの報道を受け、敵対的な行為だと非難していた。
 同氏はS&P500種の年末までの目標である5800を維持しつつ、その水準に達するには長い時間がかかると指摘。
 HSBCホールディングスのストラテジストは、市場のシナリオはリセッションとスタグフレーションの間を行き来するだろうと記した。
国債  米国債相場は上昇。
国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り4.65%-4.17%-3.6-0.01%)低下。
為替  外国為替市場ではドルが主要通貨全てに対して上昇。
域内のインフレ期待が1年ぶり高水準に接近しているとの調査データに反応した。
下げを埋める場面もあったが、トランプ大統領が自動車業界への関税負担の軽減で大統領令に署名すると報じられる中、再び売りが優勢となった。
 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物は約2週間ぶりの安値で終えた。
特に中国の製造業データは、世界最大の原油輸入国である同国の経済力についてさらに明確な兆候を示すと予想されている。
 A/Sグローバル・リスク・マネジメントのチーフアナリスト、アルネ・ローマン・ラスムッセン氏は「ここ数カ月の成長は主に在庫積み増しと関税前の買いだめに支えられてきたことが明確になりつつある」と指摘。
ロンドンICEの北海ブレント6月限は2.4%安の64.25ドルで取引を終えた。
 ペッパーストーングループのリサーチストラテジスト、ディリン・ウー氏はリポートで「交渉の進展はゆっくりかもしれないが、ホワイトハウスが再び交渉に前向きな姿勢を示したことで、市場のセンチメントはパニック売りから慎重な楽観へとシフトし、金価格に下押し圧力をかけている」と指摘した。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は14.10ドル(0.4%)安の3333.60ドルで引けた。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】S&P続伸、強気筋が高リスクの賭け-ドル142円台前半

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