アップル尻目にEV開発成功の小米、スマホに続き若いファンが味方
記事を要約すると以下のとおり。
中国のスマートフォン大手、
小米(シャオミ)の創業者で会長の雷軍氏は、同社が電気自動車(EV)市場に参入し、米
アップルが断念した自動車開発で成功を収めた喜びを隠しきれなかった。「YU7」発表イベント(北京、6月26日)Photographer:WangZhao/AFP/GettyImages 小米は中国最大級の時価総額を誇る企業となった。テクノロジー業界と自動車業界の双方に大きな衝撃を与えている。小米のEVPhotographer:QilaiShen/Bloomberg 小米がEVを販売する中国が、世界で最も豊かなEVエコシステム(生態系)を築いている国であるという点はさらに重要だ。安全規制への対応やグローバルな物流、大規模生産の体制構築に加え、豊富な車種を持つ老舗自動車メーカーとの競争にも直面する。 小米は、バッテリーや半導体、エアサスペンション、センサーなどEVのサプライチェーン全体に投資。サポーター 初のEVが好調な滑り出しを見せたにもかかわらず、1台の成功だけでは自動車業界では反発を招いている。ネット上ではSU7の外観は空気力学的効率と走行性能を重視した結果だと主張している。 SU7セダンは、3月下旬の死亡事故でも注目を集めた。5月にようやく投稿を再開し、この期間を自身のキャリアで最も困難な時期だったと振り返った。ユーザーの意見を重視する姿勢を初期から続ける同社の戦略も、ブランドの強固な基盤づくりに寄与している。 小米は25年後半のEV部門黒字化を見込んでいると雷氏は6月の投資家会合で述べた。 ただし、小米の生産規模はまだ限定的だ。世界最大の自動車メーカーであるトヨタ自動車は約1080万台を売り、約70車種のラインアップを持つ。 それでも、雷氏は初期の成功に手応えを感じているようで、今はグローバル展開も視野に入っている。ただ、小米はミュンヘンに研究開発拠点を設ける意向を示しており、ドイツとスペイン、フランスなど欧州市場での試験販売を適切なタイミングで開始する可能性もあると中国メディアの36Krが4月に投稿。
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