カリフォルニア州のガソリン車禁止がとん挫、上院が廃止法案を可決

米上院は22日、ガソリン車など温室効果ガスを排出する自動車の新車販売を2035年までに禁じるカリフォルニア州の取り組みを、無効化する法案を可決した。
同州は大気汚染対策の策定で主導的な役割を果たすようになり、これに追随する形で他州にも広がっていった。
　シェルリー・ムーア・カピト上院議員（共和）は「過去20年間、カリフォルニア州は免除権限を乱用し、極端な気候政策を他州に押し付けてきた。」
トランプ氏は「今回の可決は、ぜんそくや肺疾患、心臓疾患を引き起こす汚染問題に取り組む州の法的権限に対する前例のない、無謀な攻撃だ」と反論した。