米
ゴールドマン・サックス・グループは資産運用部門の資金として、クウェートの政府系ファンドから100億ドル(約1兆5300億円)規模の運用委託獲得を目指している。プライベートマーケット戦略と中東における競争力の強化に向けた取り組みの一環だ。
事情に詳しい複数の関係者によれば、ゴールドマンはクウェート投資庁(
KIA)との間で、向こう数年間に複数のファンドを通じて資金を受け入れる方向で協議を進めている。資金は主としてゴールドマンのプライベートエクイティーやクレジット、インフラといった各種ファンドに配分される可能性が高いと、関係者の一部は話している。
KIAとゴールドマンの担当者はコメントを控えた。
ゴールドマンは今月に入ってクウェートにオフィスを開設した。ただ、KIAがこの投資額全額を拠出する保証はない。
他の金融大手と同様に、ゴールドマンも中東でのプレゼンスを拡大しつつある。数兆ドル規模の資産を管理運用する政府系ファンドが狙いだが、その取り込みは必ずしも容易でない。
およそ1兆ドルの資産を持つKIAにとって、今回の投資は実現したとしても小規模な案件に過ぎない。しかし、プライベートマーケットでより規模の大きな相手との激しい競争に直面するゴールドマンにとっては、重要な意味を持ち得る。
原題:
Goldman Vies for $10 Billion From Kuwait in Private Funds Push(抜粋)
(第4段落以降に情報を追加して更新します)





